2010年05月02日

人生ゲーム

 今は「知的幸福の技術」というタイトルで文庫化されている、『雨の降る日曜は幸福について考えよう』を再読。




 この著者は投資家向けの本をいくつか書いていて、私もよく読んでいます。

 「こうすれば儲かる!」といった類の本ではなく、市場や仕組みを一歩引いた視点、冷めた視点から見ているのが特徴で、とことん現実主義に立っているところが私の価値観にとてもマッチしています。

 とことん現実主義。
 この人が投資というフィールドから幸福というフィールドに移ってモノを語ると、人生そのものが利得を追求するゲームになってしまう。
 そしてその手段も「リソースの配分」にまで還元された次元で語られてしまう。

 無機的な、物言わぬ方程式のようなその主張を、あえて人の幸福や価値観に投げ込み、沸き立つ波紋をやはり冷めた現実主義から眺め、語ってみせるスタンス。
 友人の死や自身の子供が生まれた直後の記述もありつつ、それでもやはり一貫して人生というゲームのルールブックの副読本の姿を取る。

 ミスドでおかわり自由なコーヒー3杯分の時間でした。
 独りで2階の窓際の席に座り、たまに本から目を離し行き交う人を眺めながらの不思議な読書感。

 2010年、32歳。
 今の世界の状況、自分のステージについて考えつつ、TRPG やってひたすらサイコロを振っていた中学生の頃を思い出しました。

参考:投資を学ぶ、投資に学ぶ。
posted by しまけん at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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