いやー、クライアントが 12 月決算だもんで、正月ボケする間もなく馬車馬の車軸のベアリングの潤滑油のように働いてクッタクタです。
でも今日までで一旦落ち着き(決算業務自体は連休ツブして行われるけど IT システム的には山場越え)、この3連休はゆっくりぐったりです。
で、サラ-コナー・クロニクルズ レンタル開始だ!
数日遅れたけど地元の TSUTAYA で借りてきましたよ。
傑作中の傑作映画、ターミネーター2の続編となるテレビドラマシリーズ。
ターミネーター3を公式に「無かったこと」にして作られた、2と4を繋ぐ作品。
専用コーナーができてました。
2巻が完売状態だったのでとりあえず1巻のみ。
1話目、見終わりましたー。
出だしは、走る車のヘッドライトが照らす舗装路とサラのモノローグ。
これ、ターミネーター2のラストシーンがモチーフですなー。
2のラストというと「泣く理由」から溶鉱炉が有名だけど、最後のカットはこっちなんですよね。If a machine can learn the value of human life, maybe we can too. ってセリフ。
そして女ターミネーターがジョンを最初に助けた後のセリフ、来ましたよ。
Come with me if you wanna live.
これ、まったく同じセリフが1でも2でも出てます。
1ではカイルがサラをシュワミネーターから助けた直後に、2ではシュワミネーターがサラをドロドロ野郎から助けた直後に言っていて、2でのシュワミネーターの「役割の変化」をビシッと示した隠れ名台詞。
2でシュワミネーターの姿を見て半狂乱に逃げ惑ったサラが、この台詞を受けて戸惑いながらも差し伸べられた手を取るシーンの深さっていったらもー、たまらん!
2のような「ストーリーの立体化」を際立たせるような使い方ではないけれど、この台詞が踏襲されててちょっと嬉しかった。
有名な I'll be back も1と2とでのシュワミネーターの変化(警察署壊滅のプロローグ→守護神の約束)を表現してるトコこそがしびれるのだ。
サラ-コナー・クロニクルズは単体でも娯楽作品として楽しめるけど(ってまだ1話目しか見てないけど)、こういうターミネーターオタク向けのシーンもあってワクワクしてしまう。
(映画をテレビで見ただけって人は、1のカイルのフルネームがカイル リースだったことだけ覚えときねぇ)
脚本家がそこまで意識してるか?という疑問を我ながら持ってしまって深読みかも知れないけれど、サラがガレージで銃創の治療を受けながら泣き言を言うシーンも印象的でした。
「銃創の治療」はやっぱり1でも2でもありました。2では場所が逃走中のガレージなのも一緒。
1ではサラがカイルの手当をしながら「痛まないの?」と聞き、カイルは「痛みは切り離せる」と兵士らしい返事をしてました。
2ではサラがターミネーターの傷から銃弾を取り出しながら「痛みを感じるの?」と聞き、「データとして蓄積される」と兵器らしい回答をしてました。
…で今回、サラが銃創の治療を受けて傷とその治療の痛みには耐えながらも、自分の息子とその未来に対して悲観的で諦めきった言葉を口にします。普段は凶暴なまでに「息子を守る意志」をむき出しにしているのに…
肉体的な痛みはカイルやシュワミネーター同様にコントロールしつつも、心理的な痛みに耐えられなくなってしまったサラ。
サラは別の戦いも抱えているんだ、そしてどこかに弱さを抱えたまんま 15 年間戦ってきたんだということがにじみ出たシーンでした。
うーん、深読みのしすぎだろうか。
大好きなターミネーター2の隠れテーマ、「戦う母性」(*)を前面に出したこのシリーズ、全話見てきます。
明日には2巻、レンタル戻ってるかなー。
(*)T2のジェームズキャメロン監督(タイタニックの監督としての方が有名か)は絶対「強い母性」が好きなんだと思う。T2 同様、シンプルなアクション古典名作の1作目をベースに重層的なストーリーを展開させて成功したエイリアン2でも、主人公リプリーはニュートを守り、エイリアンクイーンもまた子供たちを守ろうとしていた。
2009年01月10日
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